週末のファースト・トラックの滑走を目指して、6:30に宿を出発。マイナス1℃と久しぶりの冷え込みで雪はパックされたグッドコンディションの中、8時から滑り始めました。朝から風が強く、6人乗りリフトはファーストトラックに数分動いたのみで、その後はホールド状態。終始8人乗りリフト1本のみの運行となり、リフト待ちの行列ができました。トレーニングは、キャンプの最終確認および良いイメージを鮮明に保つことをテーマに行いました。最後の滑走を良いイメージで終えると、次に滑り始める際の身体の動きやフィーリングが良い状態から始めやすいです。キャンプで得た身体の動きやフィーリングから滑り始めることで、新しい技術の積み重ねや技術の再現性を高めることに効果的です。当キャンプでは、確実に上達するためのコツや方法を、今までの経験と結果をもとにした指導法にて伝授しています。
この後2日間、自主トレにて滑走し、帰国します。
出発の早い晴れた週末は、上る浅日を背にしてスキー場へ上がります。
混雑の8人乗りリフト
南から強風(南半球では、寒気を運んでくるためとても寒いです)
本日をもって、約5週間にわたるニュージーランドスーパーキャンプ2022が終了しました。
2年間のコロナによる入国閉鎖後、3年ぶりのキャンプ開催となりました。前回に比べて、春の気候(気温が高く暖かい日)や雨のやや多いシーズンでした。Mt.Huttの最新の降雪機およびすばらしいゲレンデ整備のため、グッドコンディショニングの中、けがなく、有意義なトレーニングを行うことができました。Mt.Hutt運営者、スタッフ一同に感謝いたします。
キャンプを振り返ってみると、8月前半は強風、大雪、大雨、中旬以降は春のコンディションとなり、後半は、晴天が続き6日間連続滑走となる時期がありました。春雪、アイスバーン、新雪と目まぐるしく雪のコンディションが変化しましたが、参加者達は思う存分スノーボードを満喫することができました。
雪上レッスン以外には、ウォーミングアップ、クールダウン、トレーニングと栄養と休養(オフの過ごし方)を長期参加者に指導しました。その結果、朝1本目から動きの良い滑りをできるようになり、怪我につながるアンバランスな状態を未然に防ぎ、怪我の予防に効果があったと思われます。キャンプに参加された方が、怪我なく上達することのお手伝いをさせていただき、スタッフとして冥利に尽き、ありがたく思います。
ご参加された方々、保護者、関係者一同の皆様、どうもありがとうございました。
オフシーズン(夏)に冬の本番の雪で練習する効果は、自身の成長を実感でき、感覚を磨き定着させるためには絶大であると思います。参加者の今後の成長と活躍を楽しみにしています。来年お会いできることを楽しみにしています。
K-snow JAPAN代表,
パフォーマンス&コンディショニングコーチ
佐々木 耕司
Villagin mileより望むRakaia River、カンタベリー平野
]]>(スキー場の様子は、天気予報ではクローズとなるほどの強風でしたが、ファースト・トラックからオープン。強風のため8人乗りリフトのみの運行となったようです)
オフの午前中は、ゴルフにてリフレッシュ。午後からは、ジムのバイクによる有酸素運動にてコンディショニングを行いました。夕食は、開業10周年を迎えるパープルドラゴンにてラーメンを食べました。ここでキャンプ参加者達は、お腹を満たし、キャンプ中のリフレッシュの一環として皆が利用してきたメスベンの名店の一つです。個人的なオススメは、餃子と辛味噌ラーメン!
<メスベンゴルフクラブの紹介>
2024年で100周年を迎える、ニュージーランド全土の古いコーストップ10に入る、歴史あるゴルフコース。街から車で5分ほどの好立地。事前予約はなしでいつでも(水・土曜日のクラブコンペティション除く)プレーが可能です。料金は、9ホールで30ドルと破格の値段。(セルフプレー、手引き、ロッカー・シャワーなし)
金・土曜日の夕暮れからオープンするパープルドラゴン
(メスベンの街の中央に位置します)
定番の餃子としょうゆチャーシューラーメン。
正面にMt.Huttを見渡しながらのゴルフは気分爽快!
(メスベンゴルフクラブ11番ホール:ホール名はMt.Hutt)
]]>連続6日目の滑走となりました。
朝から雪が柔らかい状態の中、昨日のテーマの反復練習を行いました。
ボードが雪に埋まってスピードが乗らなくなるお昼前までトレーニングして下山。
強風予報でリフトが順調に運行されない予想のため、明日はオフです。
明日は滑走しないため、本日は強度の高いトレーニング(難易度と負荷の高いフィジカルトレーニング)をジムで行いました。キャンプは残すところ2日。最後までコンディショニングを維持し、最後は良いイメージで終えられるよう努めます。
春雪のコンディションの中でも、できることを行い、トレーニングを積み重ねます
滑り同様にフィジカルレベルもパワーアップしたRyusho選手
Mt.Hutt(遠方の山)とMethvenの入り口看板
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暖かさでゆるんだ雪はやや柔らかめでしたが、そこそこスピードが出てしっかりと練習ができました。
本日のテーマは、ターンの切り替えで圧が減らない滑りと、アーリープレッシャー(早いタイミングでボードに加圧すること)を行いました。お昼前から気温が上がり、さらに雪が緩んできたため、スキー場の上部へ場所を移して、同様のトレーニングを行いました。休憩を挟まずにお昼まで滑り、下山しました。
きれいな朝焼け!?!?(NZでは天気が崩れる前兆です)
ニュージーランドならではの、羊の移動に遭遇!
]]>ほどよく雪が締まったグッドコンディション!!
硬いバーン(連日の強風のため)での続けてのゲートトレーニングにて、疲労が溜まってきたため、
フリーラン10本を集中して滑走し、早めに下山。
トレーニング内容は、ゲートトレーニングで見つかった課題の「早い荷重」のための
エクササイズを行いました。フリーライディングでの基本技術の修得は、一見遠回りのように
見えて、実は近道!基本ができてこそ、正しい運動にてボードをコントロールすることができます。
さらには、効率の良い滑りを習得することで、疲労しすぎや怪我の防止となり、その結果、滑走本数が増え、
早い上達が可能となります。当キャンプは、基本の習得にこだわり続けて28年。広大なスキー場で、
怪我なく多くの本数を滑り、楽しく上達できる環境を提供しています。
下山後は、明日、明後日の連続滑走へ向けて、コンディショニングトレーニングを行いました。
怪我予防とパフォーマンスアップのため、毎回滑走前にウォーミングアップを行います。
(滑りに使う筋肉を動かし、早いテンポでの動作にて筋温と心拍数を上げます)
地平線(空と陸地の狭間)を見ながらの滑走は、Mt.Huttの絶景のうちの一つ‼️
Mt.Hutt特有の強風の様子
(雪が砂嵐のようにコースを流れます)
]]>本日も雲一つない天気に見舞われ、雪はハードにパックされ、ところどころアイスバーン状態。
ゲートトレーニングには良好なコンディションの中、昨日に引き続き、Korea team, Sugimoto Pro teamと合同でゲートトレーニング(GS)を行いました。スキー場上部の中斜面〜急斜面のやや難易度の高いコースでのトレーニングは、高いレベルの体力と気力が求められました。日頃からフィジカルトレーニングにて身体を鍛えている韓国のナショナルチームクラスでさえも、手強いトレーニングとなったようです。Ryusho選手は、足が言うことを聞かなくなるまで全てを出し切り、トレーニングを終えました。Nice try!!
快晴の日は、ほぼ朝早くから混雑します
雲一つないニュージーランドブルーの空
この後、最後の急斜面へ滑り降ります
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コースはハードにパックされ、ところどころアイスバーン状態。
本日は、Korea team, Sugimoto Pro teamと合同にてゲートトレーニング(GS)を行いました。
ゲートトレーニングは、ポールにより規制されたコースをすべる練習を行います。
規制されたテンポで滑ることが求められるため、さまざまなターン孤のバリエーションが問われます。
そのためには、ボードに圧を加えてターンをコントロールする技術が必要となります。それゆえ、ゲートトレーニング後は、ターンコントロール技術が向上するため、ターンの質や技術を磨くには効果的なトレーニング方法の一つです。速く滑ることを求められるレーサーは、強い力をボードに的確に伝えて、スピードが落ちないように、スムーズに滑り降りていくことが求められます。そのためには、滑走トレーニング以外に、フィジカルトレーニングや身体の機能向上のためのトレーニングを行うことが大切です。当キャンプでは、希望者にはフィジカルトレーニングやファンクショナルトレーニングの指導を行い、効率的に上達できる環境を提供しています。
快晴!(鮮やかなニュージーランドブルーは何度見ても心が躍ります)
コースセッティングの風景
Korea,Japan合同でのゲートトレーニング
]]>滑走のため、6:30に宿舎を出発。スキー場に近づくにつれて、ガスが段々濃くなり、スキー場についてみるとリフト上部が見えないほどの霧に覆われていました。8時のリフト開始まで待つものの、一向に霧が晴れないため、9時の通常運行まで待機。スキー場下部は、ガスが薄くなり、どうにか滑走できる状態になり、レッスンを行いました。(当キャンプでは、上達につながるためにできること見つけて行うというポリシーに沿って、さまざまな環境に対応したエクササイズを用いて練習を行います)
(積極的オフとは、滑走トレーニングはオフで、その代わりにランニングなど積極的に身体を動かすこと)
天気予報によるとこの先しばらくは晴れ予報のため、激混みが予想される土曜日の本日はオフにして、
明日からの連続滑走トレーニングに備えます。
大学のゼミの発表の準備中
快晴のMt.Hutt
]]>ジムにてフィジカルTRをハードに行いました。
ジムでは、コンディショニング、ウエイトトレーニング、パワートレーニングを行いました。
合宿の効果があり、Ryusho選手のウエイトTRおよびオリンピックリフトの重量は、日に日にアップ。
このまま順調にいくと、1サイズアップしたフィジカルによるシーズン中のライディングが楽しみです。
一面ガスのスキー場(ライブカメラより)
ウエイトトレーニングの重量がアップしてきたRyusho選手
昔からほとんど変わらぬメスベンの街並み
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スキー場の上部の急斜面にて、ゲートトレーニングを行いました。
急斜面のハードパックのバーンに、選手たちは悪戦苦戦。。
となりの&tomokaのMasaki選手、Korea teamのLee選手は、軽々と
ゲートをほぼ完璧に滑り降りていました。さすがオリンピアン達!!
急斜面でのゲートトレーニング(レッドコースにてトレーニング)
山頂からの雲海
]]>とてもいい天気でしたが、山が空いていなくて滑れずに残念。。
滑れなかった分、ジムで身体を動かして明日に備えます。
強風の空模様
オンラインセッションを受けるRyusho選手
毎日お世話になっているGarage Gym
約4週間のキャンプを終え、Reiji君が帰国しました。
K-snow NZキャンプに初参加の彼は、毎回のコンディショニングをかかさずに行ったため
ケガなくスノーボードを楽しみ、いろいろと学ぶことができたようです。
特に大きく変化したのは、上体が折れ曲がらずに、脚でボードの操作を行えるようになりました。
それにより、転倒する確率が大幅に減り、ターンを繋ぎスムーズに滑走することができ、
滑走スピードが上がりました。また、日本で会いましょう!
クライストチャーチ空港より帰路へつくReiji君
ルート77がらMt.Huttロードへ入るクロスロード
グッドコンディションのMt.Hutt
]]>現在、Korea National team, &tomoka, Sugimoto proチームがスノーボードのゲートトレーニングを
行っています。本日、Korea National teamと一緒のコースにてゲートトレーニングを行いました。
昨日までのソフトバーンから一点、硬いアイスバーンでの久しぶりのゲートトレーニングは、
選手たちの恐怖心が和むまで時間を要しました。お昼近くになり、少しバーンが緩んできた時の
滑りがみんな良かったです!
最後の晩餐は、Reiji君のリクエストのケバブを食べに行きました。
お世話になったMt.Huttに一例
ゲートトレーニングの風景
(三角フラッグの右が当チーム、左が&tomoka)
]]>新設の8人乗りリフトを利用すると1時間に6本くらいの滑走が可能で、以前の4人乗りリフトと比べると1.5倍効率的です。バーンは、予想に反し固くしまったハードコンディション。レーシングターンには、良いコンディションの中、アイスバーンの滑り方、アーリープレッシャーのトレーニングを行いました。リフト待ちがほとんどない中、12本ほど滑走後に下山。いつものルーティーンのコンディショニングトレーニングを行い、翌週からのトレーニングに備えます。
夕方から雨(山は雪?)が降ってきました。そろそろ冬の雪で滑れることを期待します。
アイスバーンのスキー場
Ryusho選手のライディング
成長著しいReiji君のライディング
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